| 2001年11月18日 阿蘇 ソロツーリング (走行距離195km) |
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| 今日は、朝から快晴、絶好のツーリング日和になりました。 実は、ごりらを買ってから一度もツーリングには行ったことが無く 今日がはじめてのごりらでのツーリングです。 いくら快晴といっても、すでに11月中旬、朝は寒いです。 インナー(いわゆるパッチ)を着込み、スキーグローブを用意。 朝の9:00 ごりらのエンジンを十分に暖機して、いざ出陣! 阿蘇までの道のりは、ほとんど上り坂で、小さいバイクにとっては結構タフなコースです。 今日のツーリングは新しく組んだ純正流用エンジンをテストするのが最大の目的! 新しく組んだエンジンはとてもトルクフルで、快調に坂道を登っていきます。 前の武川パーツを組んだエンジンは、上り坂を走るとすぐに油温が100℃を越えていましたが、 この純正流用エンジンは油温が70℃前後で安定(気温が低いのも有りますが・・・)しています。 途中で、4速50〜60km/h付近(5000〜5800RPM)でもたつくようになり、 キャブのニードルを調整しようと思った所でラジオペンチを持ってくるのを忘れた事に気付き、 とりあえずエアスクリューの調整だけですこし良くなりました。 (教訓:工具はちゃんと確認すること) 上り坂ばかりの道なのでリヤのスプロケットの刃数をもう1、2枚増やした方が良さそうです。 意外と車も少なく、思った以上のハイペースで大観望に到着しました。 途中の紅葉がとても綺麗でした。 大観望は観光バスや車、おっきなバイクがいっぱいで、当然人もいっぱい、 缶コーヒーを買ってそそくさと場所を移動、阿蘇ミルクロード沿いの景色の良い所で休憩をしました。 ごりらの写真をおさめて、何気なくエンジンをのぞいていたら・・・ なんと! キャブレターとマニホールドを取り付けるボルトが緩んでいるではありませんか! キャブがガタガタ動いています。 どうりで、エンジンがもたつくはずです。 と、いうか、途中90km/hまでスピードが出たのが不思議! 持ってきたメガネスパナで増し締めし、もう一度各ボルトを確認しました。 (教訓:出発前は各ボルトのチェックをすること) 本当は大観望まで、と思っていたのですが、ここまで来たらやはり阿蘇まで登らないとと思い 一気に大観望を駆け下り、阿蘇の草千里を目指しました。 阿蘇の赤牛、黒牛を横目に見ながら 3速8000rpm、60km/hをキープして順調に登りました。 さすがに、油温は80℃をオーバーしましたが、熱だれすることなくグングン回ります。 草千里で写真を取り、コンビニで買ったおにぎりを食べて、しばらく休憩 遊覧ヘリなるものが飛んでいて、乗ってみたいナーと思いつつ 大人4500円の値段をみて、あっさりあきらめました。 高度が高いせいもあるのでしょうが、すこし混合気が濃い目になっている様です。 気温が低いので、エンジンがある程度暖まるまでなかなかエンジンが回ろうとしません。 しばらく走ると調子もよくなり、いよいよ最大の難関、大観望への長くて急でタイトな上り坂への挑戦です。 3速固定、タイトなコーナーでは2速に落としてのヒルクライム! 10000回転まで回すと高負荷でクラッチが逝ってしまいそうなので、 8000回転をリミットにしましたが、なかなか、予想以上の大健闘で、 後ろからついてきたインプレッサ(ノンターボ)は結局、私を抜く事はありませんでした。 (本当は邪魔だったのかもしれませんが(笑)) 予想以上のエンジンの出来に、非常に満足しながら、 帰路の下り坂を70km/h以上のハイペースで走行しました。 14:00、無事、家に到着、 6時間のミニツーリングでしたが、 新エンジンの、予想をはるかに越えた実力を確認した、とても満足な一日でした。 |
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